高齢化ではない 2018 4 14

 ニュースでは、65歳以上の人が3500万人を超え、
総人口に占める割合は27.7%になったと報道されています。
 このようなニュースを見ると、
日本が高齢化しているように錯覚しますが、
現実は違います。
 昔の60歳は、確かに高齢者でした。
頭がはげるか、白髪だらけでした。
顔は、しわが多くなっていました。
背中は、若干、猫背のように見えました。
 このような姿を見ると、
確かに「お年寄り」であり、高齢者と見なしてよいでしょう。
 今の60歳は、どうか。
髪の毛はふさふさで、黒髪が多く、白髪が少ない。
肌のつやは、張りがあって、健康的です。
背中は、まっすぐ伸びています。
 このような人を「高齢者」と定義するのは詭弁です。
まだまだ「働き盛り」と言ってよいでしょう。
 肉体的には、昔の60歳は、
今の70歳か75歳に相当します。
 そういうわけで、「高齢者」とは、
75歳以上と定義すべきでしょう。
 今の高齢者の定義がおかしいのです。
まだ「働き盛り」なのに、「高齢者」と呼ばれ、
「定年」にされてしまうのは、不本意でしょう。
 75歳以上を高齢者と定義すれば、
日本は、まだまだ高齢化社会ではありません。
これから発展する可能性を秘めた社会と言えます。
 にもかかわらず、元気で「働き盛り」の人を、
無理やり「高齢者」にしてしまい、
意気消沈させ、社会から隔離してしまう、
日本の制度がおかしいのです。
 これからは、人生100年時代となるでしょう。
60歳は、人生の半分を過ぎた程度でしょう。
つまり、60歳は、「中年」と定義してよいでしょう。






































































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